プリンスホテルではMICE参加者がSDGsの取組みを体験できるコンテンツの提供を始めました。軽井沢プリンスホテルを皮切りに、今後プリンスホテルが位置する各地の課題解決に繋がるコンテンツの開発を予定しており、MICE主催企業や参加者、開催地域双方にとってより良いMICE開催成果の実現を目指します。
〜グリーンで公益性の高いボランティア活動〜
軽井沢プリンスホテルで用意されているコンテンツは現在3種あります。
1つは、ホテル敷地内の約16haに上る遊休地を使い、間伐ボランティア作業を行うものです。間伐を行うことで、森林の成長を促し、CO2の吸収量を増加させ、地球温暖化防止に繋がる森を育てるとともに、災害を防止し、生態系も豊かな森を創る活動に協力する環境保全プログラムです。
2つめは、絶滅の危機に瀕した地産食材の援農ボランティアを行う地域産業活性プログラムで、「いちご生産発祥の地」と言われる小諸市において、絶滅危機に瀕している長野県第1号品種「御牧いちご」の復活事業に協力します。
3つめは、人手不足のワイナリーでボランティアを行う地域支援プログラムで、働き手が不足している小諸市の小規模ワイナリーで農作業に協力します。
〜「企業」「参加者」「地域」三方良しの効果〜
プログラム終了後は、「SDGs活動貢献レポート」として活動結果を明示し、企業のSDGs活動の成果として活用が可能です。
これらコンテンツは、企業ボランティアやコミュニティ支援等のノウハウを持つ株式会社セールスフォース・ドットコムの日本法人が監修し、プランを考案、軽井沢プリンスホテルのスタッフが受入団体との折衝を重ね、創り上げました。
チームや部署単位で利用することでチームビルティングに繋がる他、企業のSDGs活動実現、従業員のSDGsへの理解や参加意識向上、地域と企業の交流促進等、MICE主催者や参加者だけではなく、開催地域それぞれが効果を得られることが期待できます。
単発での参加に加え複数回での実施も可能で、ワーケーション等のサイドメニューとしての利用も可能です。
SDGsへの取組みは気になるが、何から始めれば良いか分からない、一歩を踏み出せないというMICE主催者には良いきっかけになるのではないでしょうか。
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