<長崎>11/1出島メッセ長崎 開館 リアルに500名が参加

 11/1(月)、長崎市に待望のコンベンション施設「出島メッセ長崎」がJR長崎駅前オープンし、約500名のMICE関係者が参加したリアル開催の記念式典が行われました。

約500名を超える来賓、招待者
続々と受付に人が並ぶ


 出島メッセ長崎は、JR長崎駅西口に直結し、ヒルトン長崎が隣接する好立地に約3,800㎡のイベント・展示ホール、約2,700㎡のコンベンションホール、大中小様々なタイプの最大24室の会議室を有する、大型MICEから小規模研究会までに対応可能なコンベンション施設です。駅と同施設をつなぐ屋根付きのペデストリアンデッキも整備され、雨に濡れることなく駅や周辺からの移動もスムーズです。

 
 コンベンションホール、イベント・展示ホールは天井高10m以上と広々とした空間で、ホワイエも広く配置されているため、大型イベントであっても受付時やコーヒーブレイク等でも使い勝手が良さそうです。
 また、屋上にはユニークベニューとしての利用も可能な1,500㎡のルーフデッキが整備され、稲佐山の美しい夜景を望みながらレセプションができるようになっています。

 この規模でのリアルイベントの感染症対策として、事前に参加登録をした方のみの出席とし、全席指定であったこと、健康状態申告書の提出を義務付けトラッキングできる体制を整えていました。施設も18分で換気ができたり、抗菌対応された机や椅子・ドアノブ、エレベーターのプラズマクラスター、ハイブリッド開催継続を見込んでの5G対応等、感染症対策が施されています。
 また、ハイブリッド/オンライン開催用にライブ配信プランが2種用意されており、ハード面だけではなくソフト面においても利用者に配慮されています。

 市民が自由に施設見学をできる時間帯も設定していたことも、長崎市のMICEに対するスタンスを感じられ印象的でした。MICE誘致・開催は地元市民の理解・協力なくしてはスムーズに進みません。こうして親しみを持ち、巻き込んで共に歩んでいくことが、まさに施設コンセプトである「交流を生み、交流を育むまち長崎の新しい交流拠点」を体現しているのだと感じました。

展示場は、自然光を取り入れた天窓で、搬入時も最小限のエネルギー消費に抑制
トイレは通常女性用として30名対応ですが、可動式の間仕切り(防音設備対応)を活用すると36名対応に変更できます
すべての人が利用できるトイレとして、ダイバシティ向けトイレも用意


出島メッセ長崎の詳細はこちらから:
https://dejima-messe.jp/

ヒルトン長崎の詳細はこちらから:
https://hiltonhotels.jp/hotel/kyushu/hilton-nagasaki
*ヒルトン長崎の記事は11/2アップ予定です

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