<ユタカワンファブリカシステム>空間づくりの常識を変えるサステイナブルな空間システム

 近年、サステイナビリティが注目され、MICE開催時の施工においても環境負荷の少ない素材が求められています。
onefabrica(ワンファブリカ)は、ユタカワンファブリカシステム株式会社が提供する空間演出用の装飾物です。軽量アルミパイプを骨組みにしてフレームをつくり、そこにストレッチファブリック(伸縮性の高い布地)をかぶせて仕上げるという特徴があります。設置、設営が簡単に行えるため、空間デザインの構築が短時間ででき、また繰返し使用できるのが従来の木工施工とは異なる点です。
 表面のファブリックを差替えれば、雰囲気を変えての再利用が可能。もし廃棄となった場合でも主要素材(アルミフレーム、ファブリック)はすべてリサイクルを実施しています。 そんなサステイナブルな循環型の空間システムをご紹介いたします。

onefabricaとは~

 環境に配慮したサステイナブルなイベントや展示会を実施したいという思いから、海外でアルミフレームとファブリックを使用した展示ブースに出会い、その表現力に魅了されたことがonefabricaを手掛けるきっかけになったとのこと。onefabricaを使用した施工は、リユースとマテリアルリサイクル、サーマルリサイクルが可能なため、SDGsの実現に貢献できます。また、木材で土台を組み、紙を張り付けて糊が乾くのを待つという従来の木工経師と比べ、少人数で短時間に施工することができるため、働き方改革にもつながります。
 軽量アルミパイプを骨組みにして作ったフレームにストレッチファブリック(伸縮性の強い布地)をかぶせて仕上げる仕様のため、外からフレームが見えることはありません。3D曲線など、木工では難しい複雑なデザインも可能です。また、アルミフレームは分割式で、ファブリックも折りたたんで収納できるため、搬入・搬出がスムーズ。CO2削減に繋がるだけでなく、物流コストの削減にも役立ちます。

onefabricaの簡単設営3ステップ

アルミフレームとファブリックで造作。小さなパーツに分かれるため、コンパクト・軽量で運搬の負担も少ない


〜コンセプト〜

■自由な形状・デザインと幅広い演出
 自由な形状やデザインに対応できる柔軟性を持ち、バリエーション豊かな造作物の実現が可能です。内部照明を利用した光り輝く造作や、映像プロジェクションとの併用により、演出の幅も広がります。

■軽くて丈夫、繰り返し利用可能
 アルミフレームは軽量素材のため、自由な吊り込みが可能です。また、国内の防炎認定を取得しており、設置場所を選ばず、繰返し利用ができます。ファブリックは丸ごとクリーニングできるため、長期間使用でき、色やグラフィックの差替えも容易です。アルミフレームは再利用可能であり、環境に配慮した素材です。

■設営&運搬が簡単
 アルミフレームは簡単なジョイント接続のため、短い時間で簡単に設営することができ、施工人員数の削減、施工時間も短縮します。従来の工法に比べエネルギー使用量を削減できるとともに、コンパクトかつ軽量のため、運搬時の負担も軽減します。

〜導入事例〜

 オフィス、店舗・ショールームから展示会ブース、屋外を含めた様々なイベント会場などの空間演出に使用されています。イベント・展示会などの事例をピックアップしました。

FC町田ゼルビア様:選手入場ゲート装飾
アルプスアルパイン株式会社様:CEATEC2019展示会ブース


 大きな造作物にまで対応でき、リユース・リサイクルが可能なサステイナブル素材。都内ホテルやイベント会場での採用ケースも見かけます。今後、ますます活用事例が増えていくかもしれません。

onefabrica: https://onefabrica.co.jp/

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