ラスベガス・コンベンション・センター(LVCC)をはじめ、世界を代表する多くの会場でホスピタリティ・パートナーを務めるSodexo Live!は今年1/5〜7まで開催されたCES(Consumer Electronic Show )で提供した約1000食の弁当を地元のフードバンクに寄贈することを発表しました。
CESで回収された食品は、Salvation Army of Southern Nevada(618食)、Our Savior’s Lutheran Church of Henderson(360食)など、ラスベガス地域全体で食糧難の人々を支援する地域密着型の社会サービス機関に、それぞれ数百のジュースやソフトドリンク、その他の生鮮食品と一緒に提供されました。
寄付された生鮮食料品の多くは新型コロナウイルスオミクロン株の感染拡大を受けて会期が1日短縮されたことによるものですが、「食料品の寄付は、この状況からプラスを引き出し、地元コミュニティにお返しする良い方法でした」とSodexo Live!は述べています。地域担当副社長Steven Potts氏は「ラスベガス観光局(Las Vegas Convention and Visitors Authority/ LVCVA)と消費者技術協会(Consumer Technology Association/ CTA)の協力により、このようなスムーズな活動ができたことに感動しています」 と語りました。
LVCVA の最高執行責任者であるBrian Yost氏は、「Sodexo Live!および CTA との長年のパートナーシップに感謝しています。CESのような展示会はラスベガスにとって不可欠であり、今回のような慈善寄付は、いかに我々のコミュニティに持続的なレガシーを残すかを示しています」と述べています。
日本でもMICEのレセプションやコーヒーブレイクで残った食品の提供については議論になりますが、食品衛生の観点から、なかなか寄付が実現しないのが現状です。フードロスを出さないこと・数量調整をすることが前提とはなりますが、それでも提供できるものは有効活用できれば良いなと感じます。最近は感染症対策等でコーヒーブレイクでも個包装の食品が提供されることが増えているので、これが寄付のしやすさに繋がることを期待しています。
出典:MPI NEWS BRIEF January 14, 2022
コメント