<ルスツリゾート>羊蹄山を一望できるオープンエアの会場で発想転換


新千歳空港から車で90分、北海道留寿都村に位置するルスツリゾート(加森観光株式会社)では、ニューノーマル対応や近年のオープンエアへのニーズの高まりを受け、羊蹄山を一望できるウェストMt.山頂(標高715m)にある「羊蹄パノラマテラス」(約100㎡)の利用を提案しています。

羊蹄パノラマテラスでのコーポレートミーティング、約40名が参加した


2008年北海道洞爺湖サミットの国際メディアセンターをはじめ、国際会議から、インセンティブツアーや学会、社員旅行など、多くのMICEを開催してきた豊富な実績があるルスツリゾートでは、多くのゲストから高い満足度を得てきましたが、全国のMICE施設同様、新型コロナウイルスにより、MICE誘致が難しい状況が続いていました。また、オンラインミーティングが増え、それらをネガティブに感じる意見が多数寄せられたこと、ミーティングを計画する際にも室内開催に不安を感じる声があることから、地の利を最大限に活かしたユニークベニューを開発しました。

目の前に広がる羊蹄山を前に、広大な景色を臨む会場はオープンエアの非日常空間であり、発想の転換やポシティブシンキング・意見、リラックスした雰囲気で議論の活発化等が期待できます。また、開放感溢れる、安心・安全を肌で感じられる会場でもあります。ソーシャルディスタンスを取って40名に対応可能です。

昨年6月に行われたコーポレートミーティングでは、モニターやスピーカー等機材も設置、ルスツファームのキッチンカーではホテルメイドのアイスクリームやクッキーが提供されました。

コーヒーブレイクではキッチンカーを使い、ホテルメイドのスイーツを提供


室内には約390〜588㎡の中規模会場から300㎡以下の小規模会場まで11室あるため、雨天時のバックアップや会議からレセプションへのどんでんもスムーズです。敷地内にはウェスティンホテルを有し、リゾートMICEに最適なベニューです。会議は室内で行い、コーヒーブレイクやカクテルパーティーを羊蹄パノラマテラスで行うことも、海外ニーズが高そうです。

サステイナビリティの観点では、大自然リゾートの立地を活かし、通年を通してアウトドアスポーツの場を提供し、健康増進や生活習慣病の改善に貢献する他、特別支援学校等の受入れやチームビルディングプログラムを提供しています。
また、自社ファームや地元の契約農家、近隣漁港、畜産農家等からの調達ルートを確立し、地域経済の活性化に努める他、CO2削減、地域食材を優先的に利用するメニュー作りによる地産地消、持続可能な農後を推進しています。合わせて、外国人スタッフの受入れや文化・宗教の尊重、ホテル内への保育園設置や出産/育児休暇の取得サポート等で多様性・公平性・包括的(DEI)への取組みも進めています。

オンライン化により、時間的・費用的にこれまで参加を見送っていた方が参加するようになり、一部の会議や学会では参加者数が増えています。その新たなオンライン参加者を潜在的なオフサイト参加者と捉え、開催地の魅力を十分に訴求することが将来的な現地参加に結びつくと言われていますが、この贅沢な景色を画面越しで見ると、豊かな自然がもたらすウェルネスにも期待が高まり、実際にルスツリゾートに行きたくなりますね。


ルスツリゾート:https://rusutsu.com/mice/

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