コンベンションをはじめとしたMICEでは、交通機関での移動や宿泊、会場利用、事務局の運営などでCO2の排出が伴います。CO2を削減するためには、まずどのくらいのCO2を排出しているかと把握することが大切です。弊社のノウハウとNPO法人コンベンション札幌ネットワークの協力により2011年「Web版CO2測定ツールキット」を開発しました。会議・イベントの基本情報・運営や移動・宿泊等の情報をフォームより入力することにより、CO2排出量の積算データを測定できます。
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イベントで活用した事例をご紹介します。2012年と既に過去の開催ですが、取り組んでいる内容や数値は、現在に通用するものです。
海外16カ国から集まったガス関係者の国際会議。
環境をテーマにした委員会会合で年数回を世界各地で開催。基礎情報
MICE種別 | : 会議(Meeting) |
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主催者 | : 東京ガス等 |
期間 | : 2012年9月25日~28日 |
会場 | : ルネッサンスサッポロ他(札幌市) |
参加者 | : 57名 |
積算目的 | : CO2の見える化、環境負荷の低減、定量的なデータ収集 |
- ■会議名/IGU(世界ガス会議)環境委員会 (主管/東京ガス)
- ■積算範囲/海外のフライトを除く全範囲積算範囲/海外のフライトを除く全範囲
- ■主な負荷低減努力や工夫/
1)廃棄物の削減 2)3Rの推進 3)地産地消の食材利用
4)エコツアーの企画(ジョギング) 5)カーボンオフセットの実施 - ■課題・問題点・良かった点
・海外分のCO2を範囲に入れると経費が膨大
・カーボンオフセット費用は、フライト費用を除くと全体経費の約0.6%程度となり、全体の経費にしめる割合が算出できた。 - ■報告書作成担当及び積算者/(株)プリプレス・センター
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