■Empowerment(エンパワーメント / エンパワメント)
「力(権限)を与える」という意味の empower(エンパワー)から派生した言葉で、一人ひとりが本来持っている力を発揮し、自らの意思決定により自発的に行動できるようにすることを意味します。
もともとエンパワーメントは、20世紀のアメリカにおいて市民運動や先住民運動などの社会改革運動の高まりとともに提唱されてきた考え方です。誰もが本来備えている能力を発揮できる社会を目指すという思想のもと発展してきました。のちに教育分野、介護・福祉分野などにも幅広く取り入れられ、個々の意思を尊重しながら潜在能力を引き出す考え方として普及していきます。
ビジネスでは、従業員一人ひとりの能力を引き出し、企業の競争力を持続的に高める方法として注目を集めています。
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